作品:ガチアクタ

記事タイプ:本誌解説考察

週刊少年マガジンで連載中のガチアクタ166話、サブタイトルは「執着」。

164話はラストのエンジン登場と165話のエンジンの過去の続きで現在と交差し、ついに6つ目の番人シリーズの正体と人器名が明らかになりました。

この記事では、166話で判明した6つ目の番人シリーズ「タイムウォーク」の詳細と15年前のエンジン・アルト・ルドの繋がりについて整理して考察していきます。


6つ目の番人シリーズは腕時計「タイムウォーク」

結論:164話から「6つ目の番人シリーズ」として注目されていたアイテムの正体は腕時計で人器名は「タイムウォーク」と判明しました。所持者はエンジンです。

166話では、エンジンがピンチのルドを助けるために番人シリーズの腕時計を発動する場面が描かれました。

これにより164話で謎の扉絵の1人称視点の人物が6つ目を持つという考察が確定した形になります。

また、VS荒らし屋篇のラストで大ピンチの際にエンジンが使おうか悩んでいた「これ」が、番人シリーズの腕時計「タイムウォーク」だったことも判明しています。

項目内容
6つ目の番人シリーズ腕時計
人器名タイムウォーク
所持者エンジン
入手経緯15年前、アルトから直接手渡された
アルトの言葉「誰にも話すな・渡すな・絶対に使うな」

「番人シリーズは全部で何個あるのか?」「6つ目の番人シリーズは誰が持っているのか?」と言うVS荒らし屋篇で番人シリーズと言うワードが出てから始まった大きな謎が一気に回収されました。

番人シリーズの腕時計で人器名が「タイムウォーク」と言う事で時間操作系の能力の可能性が非常に高いです。

よく漫画の強キャラが使う時間を止める能力かも。


【15年前】13歳のエンジンとアルトの再会

結論:166話の過去パートは15年前の出来事で当時13歳のエンジンがアルトと再会した場面が描かれました。この時点で、赤ちゃん時代のルドも初めて登場しています。

166話は、エンジンの過去と現在が交互に描かれる構成で進みます。

過去パートでは、恩人(アルト)からもらった傘を雨も降っていないのに差しながら、誘導灯の前で見張りを続ける13歳のエンジンが登場します。この誘導灯は、165話でアルトとエンジンが向かった先に描かれていた場所と同じです。

13歳のエンジンが見張りをしていた目的

  • 刺青を彫るための資金稼ぎ
  • 孤児院で奴隷にされた子供たちを救済するための資金稼ぎ
  • 名前も知らない恩人(アルト)探し

エンジンはアルトから名前を授けてもらいましたがアルト自身の名前を知らないままでした。

アルトはエンジンを助けた後、名前も告げずに去っていたのです。

現在のエンジンが28歳であることから逆算すると、この出来事は約15年前の話になります。


アルトの「ボロボロ状態」とシュアブレック家の謎

結論:アルトはエンジンとの再会時、すでにボロボロの状態で「もうじき壊れて消える」と語りました。この状態とシュアブレック家特有の「黒目に白のぐるぐる」という目の描写は、ルドが抱える謎と深く繋がっている可能性があります。

見張りを続けていたエンジンは、雨が降り始めたタイミングでアルトを発見します。

ようやく見つけた恩人に礼を伝えようとしたエンジンでしたがアルトはボロボロの状態で以下のような言葉を口にします。

アルト

「俺はもうじき壊れて消える。限界がやってきた。下界にいれば、いずれこの子も」

この時のアルトの目は、黒目に白のぐるぐるとした模様が入った状態でした。

これは、ルドが天界から落とされる際に激しく怒った時の目と同じ描写です。

この目の状態は、シュアブレック家の人間に共通する特性である可能性が高く、ルドの中にある「世界を滅ぼしかねない呪いのようなもの」と関係していると考えられます。

また、タムジーがわざわざ天界まで出向いてルドを狙っていることから現時点で生き残っているシュアブレック家の人間はルドだけである可能性も指摘できます。

現在のアルトは「死にかけ」と言うことで165話でアルトが登場した時に話題になった『アルト・シュアブレックは生きてるのか?』と言う論争は、お亡くなりになったで可能性が非常に高くなりました。


アルトがエンジンに腕時計を渡した理由と絶対に使うなという言葉

結論:アルトはエンジンに腕時計(タイムウォーク)を手渡し、「絶対に使うな。使えば必ず大きな代償を払う」と厳命しました。しかし現在のエンジンは、ルドを救うためにその言葉に背きます。

遺言のような言葉を告げた後、アルトはエンジンに番人シリーズの腕時計を投げ渡します。その際のアルトの言葉は以下の通りです。

  • 「それを隠してくれ」
  • 「誰にも話すな」
  • 「誰にも渡すな」
  • 「絶対に使うな」
  • 「使えば必ず大きな代償を払うことになる」
  • 「誰かのためであっても使うな」

この「誰かのためであっても使うな」という言葉が告げられる場面でアルトに抱っこされた赤ちゃん時代のルドが描写されています。

赤ちゃん時代のルドはすでにこの時点で指先だけが黒く、現在の手全体が黒くなっている状態と比較すると、感情の高まりや何らかの要因によって黒い部分が徐々に侵食していっているものと考えられます。

しかし166話の現在パートでエンジンはアルトの言葉に背き、ピンチに陥ったルドを救うために「タイムウォーク」を発動します。

その直前のエンジンのセリフが166話のタイトル回収になっています。

アルト

この名にふさわしい人間になる。それが俺の執着だ


判明したルドの出生とアルトの真意

結論:ルドは下界生まれで赤ちゃんの時にアルトによって天界に連れて行かれたことが確定しました。これはルドが下界にいると「壊れて消える」というアルトの言葉に基づく行動だったと考えられます。

166話でルドの出生に関する重要な事実が明らかになりました。

項目判明した内容
ルドの出生地下界(赤ちゃん時代に確認)
天界に連れて行った人物アルト
理由下界にいると「壊れて消える」可能性があるため
レグトへの託し方アルトがレグトにルドを預けた

アルト自身は「もうじき壊れて消える」と語っており、同じリスクをルドも抱えていることを示唆しています。

アルトはルドが下界で壊れて消えないように天界へ連れて行きレグトに預けたと考えられます。

そして、ルドが天界から落とされ下界に戻るきっかけを作ったのがタムジーです。

このことがアルトの行動の意図を踏みにじる形になっているという点は、今後の展開でも重要な意味を持ちそうです。

まとめ

166話のまとめ

  • 6つ目の番人シリーズは腕時計、人器名は「タイムウォーク」でエンジンが所持者
  • 166話の過去パートは15年前、13歳のエンジンとアルトが再会した場面
  • アルトはこの時すでにボロボロ状態で「壊れて消える」と語り、エンジンに腕時計を預けた
  • アルトの「絶対に使うな」という言葉に背き、エンジンはルドを救うためにタイムウォークを発動
  • ルドは下界生まれで、赤ちゃん時代にアルトに天界へ連れて行かれたことが確定
  • 赤ちゃん時代は指先が黒く、感情の高まりとともに黒い部分が侵食していく可能性がある

この考察の詳細は、YouTubeチャンネルでも動画として解説しています。

文字だけでは伝えきれないニュアンスやコマ単位での読み解きに興味のある方は、ぜひあわせてご覧ください。

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