
まさかここでブンドゥスが帰ってくるとは…!ルドの成長に胸が熱くなったと思ったら、一気に不穏な空気に変わる展開でした。
『ガチアクタ』173話のサブタイトルは「忘れ物」。
キョウカからの取り調べを終えたルドが、「いよいよ掃除屋の仲間たちの元へ戻る」そう思いきや物語はまったく予想外の方向へと転がっていきます。
今回は、ルドが見せたある「大きな忘れ物」と、その回収をめぐって再登場する予想外の人物、そして下界の連絡手段そのものを揺るがす衝撃の事実が描かれます。
これまで積み上げられてきた考察の一部が覆るような重要な回でもあり、読み応え十分の173話です。
今回はこの3つのポイント【ルドの成長と車内の空気】【人繋縄(チョーカー)の機能停止】【ルドの忘れ物とブンドゥスの再登場】を中心に、じっくり考察していきます。
173話の基本情報
掲載号:週刊少年マガジン2026年36号 発売日:2026年08月05日
サブタイトルの「忘れ物」は、文字通りルドがある大切なものを置き忘れてしまったことを指すタイトルです。
物を大事にするルドらしからぬこの「忘れ物」が『物語をどう動かしていくのか』読み進めるほどに、このシンプルなタイトルの重みが増してくる回だと感じました。
※本記事は2026年36号掲載時点の情報をもとにした考察です。今後の展開により内容が変わる可能性があります。
前回(172話②話)までのおさらい
172話②のポイントは以下の通りです。
172話②のポイント
- 4つのマークのうち1つは初代まじない屋自身のものでレムリンが四使徒の子孫であることが確定した
- 四使徒の役割は人間と神の「仲介者」であり、仲介の失敗から過去に人間と神の争いが起きた可能性がある
- キョウカとルドの会話を盗み聞きしていたカラスは、情報屋「クロ」である可能性が高い
- ラストの「怒り」というワードと斑獣モドキの描写から、ゾディルが天界を落とすため動き出す展開が近そうだと示唆された
ルドの成長と「気まずすぎる車内」
結論:ルドがまず掃除屋の仲間やトゥーリリー、ガウンテスのもとへ向かおうとした行動には、かつて復讐しか頭になかった少年の確かな成長が表れていると考えられます。
キョウカとの取り調べを終えたルドは、真っ先にエンジンの病院へ向かうのではなく、ドルフェス会場にいる掃除屋の仲間やトゥーリリー、ガウンテスの元へ向かおうとします。
かつては復讐のことしか頭になかったルドが周囲の仲間を気にかけ、不慣れながらも運転してくれる大人に敬語を使う姿は、彼がこれまでの物語を通してどれだけ変わったのかを静かに物語っています。
派手な戦闘シーンではないからこそ、こういった何気ない行動の変化にキャラクターの成長が滲み出ていて丁寧な描写だと感じました。
気まづ過ぎる車内
一方で、エンジンの病院に向かうルド以外の掃除屋メンバーが乗る車内は、まさに地獄の空気です。
無力さを痛感して落ち込むザンカとアモ、その間に挟まれて気まずそうにしているリヨウ、そんな空気にはお構いなしに戯れるアダーロイ兄弟と、それを微笑んで見守るフウ。
このカオスな車内の温度差が逆にリアルで人間くさく、思わずクスッとしてしまう場面でもあります。
エンジンとの合流がどんな形になるのか、この空気を変えられるのはエンジンだけなので早く再開してほしい。
衝撃!「人繋縄(チョーカー)」の機能停止と考察の否定
結論:ガウンテスが能力を解除したことで人繋縄が一斉に機能停止したことから、「神の記憶は番人シリーズの『本』の効果で消されている」というこれまでの有力な考察が否定されたと考えられます。
今回の大きな衝撃のひとつが世界の連絡網の崩壊です。
ガウンテスが能力を解除し番人シリーズのネックレスを手放したことで、すべての「人繋縄(チョーカー)」がただの素材に戻り、機能を停止してしまいました。
これにより、下界の遠方との手軽な連絡手段が失われ、ルドたちも連絡が取れない不便な状況に陥ってしまいます。
この一見地味に見える出来事が実はこれまでの考察を根底から覆す重要な情報になっている点が見逃せません。
「能力者が手放すと効果が切れる」という今回の事実から「下界から神の認知や神に関する文献の記憶が消えたのは、番人シリーズの『本』の効果である」というこれまで多くの読者がしていた考察が否定される形になりました。
もし本の効果で記憶を消していたのだとすれば、過去にその『本』の所有者が神の記憶を消した人物からレグトやタムジーへと移った時点で記憶が戻っていなければならないはずだからです。
この矛盾に気づかされた瞬間、これまで積み上げてきた考察が音を立てて崩れていくような感覚がありました。
地味な設定回収に見えて、実は考察勢にとってはかなり衝撃的なパートだったのではないでしょうか。
ルドの忘れ物とブンドゥスの再登場
結論:ルドが忘れたガウンテスからのネックレスをブンドゥスが先に回収していたという展開からブンドゥスの目的や今後の動向に大きな注目が集まると考えられます。
そして今回のタイトル「忘れ物」の本題です。
ルドが忘れてしまったのは、ガウンテスからもらった大切な「番人シリーズのネックレス」でした。
ゴミや壊れ物にすら感情移入し物を大事にするルドらしからぬこの忘れ物に読んでいるこちらも思わず「え、ルドが!?」と声が出そうになりました。
ネックレスを回収しにドルフェス会場へ戻ったルドを待っていたのは、なんとイケおじ「ブンドゥス」の再登場でした。
しかも、彼はすでにネックレスを回収済みだったのです。
この登場のタイミングの良さ、というより「悪さ」が読んでいて一気に緊張感を高めてくれます。
気になるのは、ブンドゥスの目的です。
彼が「荒らし屋」としてゾディルの指示で番人シリーズ回収に動いているのか、それとも個人的な行動(カニスの痕跡探しなど)なのかは、今のところ不明のままです。
服には荒らし屋のトレードマークである「菱形の生地」が見当たらないことから個人的な行動である可能性も考えられますが断定できる材料はまだ揃っていません。
この曖昧さが逆に読者の想像を掻き立てる、絶妙な引きの展開になっていると感じます。

VS荒らし屋篇でもブンドゥスは個人的な行動としてブロに掃除屋ボスのコルバスについて探ってました。
今後の展開予想

この章の内容は公式が明言した事実ではなく、「ぽん」による推測・考察です。
ブンドゥスと遭遇したルドの目が「パキッて」いたという描写から次回は二人の間で何かが起こりそうな予感がします。
戦闘に発展するのか、それとも対話という形で進むのか、この時点では読めませんが、どちらに転んでも物語の重要な転換点になりそうです。
まとめ:173話の内容と考察
173話のまとめ
- ルドが仲間を気にかけたり大人に敬語を使う姿から復讐しか頭になかった頃からの成長が感じられた
- ガウンテスが能力を解除したことで人繋縄(チョーカー)が全て機能停止し、世界の連絡網が崩壊した
- 「神の記憶は番人シリーズの『本』の効果で消えた」というこれまでの有力な考察が今回の事実により否定された
- ルドが忘れたガウンテスのネックレスを、再登場したブンドゥスがすでに回収していた
- ブンドゥスの目的(荒らし屋としての行動か個人的行動か)は依然として不明のまま
この考察の詳細は、YouTubeチャンネルでも動画として解説しています。

